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今回は、メンズの定番アイテム「テーラードジャケット」の着こなし方を、ファッション初心者さんにも分かりやすく徹底解説します。
『WEAR』には、メンズの「テーラードジャケット」に関するコーディネート投稿が10,000件以上あります。ぜひ、こちらの記事と合わせてWEARアプリでリアルな着こなしもチェックしてみてください。

今回は、メンズの定番アイテム「テーラードジャケット」の着こなし方を、ファッション初心者さんにも分かりやすく徹底解説します。
- テーラードジャケットはメンズコーデの強い味方
- 【インナー編】テーラードジャケットに合うのはどれ?
- 【パンツ編】テーラードジャケットに合うパンツとシルエット
- テーラードジャケットが「ダサい」と思われる原因と解決策
- 【季節別】テーラードジャケットのおすすめメンズコーデ
- 【色別】定番テーラードジャケットのメンズコーデ術
- 【雰囲気・シーン別】テーラードジャケットの着こなし方
- 【年代別】テーラードジャケットのメンズコーデ
- まとめ
テーラードジャケットはメンズコーデの強い味方
大人っぽさと着回し力を両立できる定番アウター
テーラードジャケットは、羽織るだけでコーディネート全体をぐっと大人っぽく、そして引き締めてくれる魔法のようなアイテムです。
襟付きのデザインが顔周りをシャープに見せ、きちんとした印象を与えてくれます。
それでいて、Tシャツやデニムのようなカジュアルなアイテムとも相性が良く、普段着から少し特別な日まで、幅広いシーンで活躍するのが最大の魅力です。
クローゼットに一着あるだけで、コーディネートの幅が格段に広がり、日々の服装選びの強力なサポーターになってくれます。

一着でコーデの主役にも脇役にもなれる万能性を、ぜひ体感してみて!
ファッション初心者こそ持っておきたい一着
「何から揃えればいいか分からない」というファッション初心者の方にこそ、テーラードジャケットはおすすめです。
コーディネートの主軸が定まると、他のアイテム選びが非常に楽になります。
例えば、インナーとパンツがいつもと同じ組み合わせでも、ジャケットを羽織るだけで全く違う「よそいき」の表情に変わります。
特に、黒やネイビーといったベーシックな色のジャケットは着回し力が高く、どんな色とも合わせやすいので失敗しにくいでしょう。
まずはこの一着から、おしゃれの楽しさを見つけてみてください。

悩んだらまず羽織る、それだけでコーデがおしゃれにまとまることを覚えておこう。
【インナー編】テーラードジャケットに合うのはどれ?
Tシャツ・カットソー:最も簡単で定番の組み合わせ
テーラードジャケットのインナーとして最も簡単で間違いのない選択肢が、無地のTシャツやカットソーです。
ジャケットの持つ「きちんと感」を、Tシャツが持つ「カジュアル感」が程よく中和し、こなれた雰囲気を演出してくれます。
初心者の方は、まず白か黒の無地クルーネックTシャツを合わせることから始めてみてください。
清潔感があり、どんな色のジャケットにも馴染みます。
少し慣れてきたら、ボーダー柄やワンポイントロゴのTシャツで遊び心を加えるのもおすすめです。

インナーはシンプルイズベスト!まずは白の無地Tから試してみて。
白Tシャツでクリーンに
ブラウンのダブルジャケットに白Tシャツ、ブラックデニムを合わせたコーデ。
オーバーサイズのジャケットを羽織り、こなれ感のある着こなしに。
インナーは白Tシャツを選び、クリーンな印象をプラスしています。
シャツ:きれいめ・上品な印象をプラス
よりきれいめで上品な印象に仕上げたい場合は、シャツを合わせるのが定石です。
特に、襟付きのレギュラーカラーシャツやバンドカラーシャツは、テーラードジャケットとの相性が抜群で、誠実な雰囲気を醸し出します。
オフィスカジュアルやデートなど、少しドレスアップしたいシーンに最適です。
白やサックスブルーの無地シャツが基本ですが、ストライプ柄やチェック柄を選べば、コーディネートのアクセントとしても機能します。
カチッとしすぎないよう、ボタンを一つ開けて抜け感を作るのがポイントです。

大人っぽさを演出したいなら、迷わずシャツをチョイスしよう。
ストライプシャツできれいめに
ピンストライプのジャケットに、ストライプシャツを合わせたきれいめコーデ。
インナーのシャツはボタンを開けて、大人の色気を加えています。
ニットやパーカー:秋冬のカジュアルコーデに
気温が下がってくる秋や冬には、インナーにニットやパーカーを合わせることで、温かみと季節感を両立したコーディネートが完成します。
ハイゲージの薄手ニットを合わせれば上品な印象に、ローゲージのざっくりしたニットなら柔らかな雰囲気を演出できます。
また、フード付きのパーカーを合わせると、ジャケットの持つフォーマルな印象がぐっとカジュアルダウンし、親しみやすい休日スタイルになります。
ジャケットの襟元からフードを出すのが、おしゃれに見せるポイントです。

異素材の組み合わせを意識して、コーデを上級者見えさせよう。
デニムでカジュアルダウン
テーラードジャケットにタートルネックニット、デニムを合わせたコーデ。
ジャケットとタートルネックニットというきれいめな組み合わせのボトムスにデニムを選び、適度にカジュアルダウンしています。
ジップパーカーでトレンド感
黒のテーラードジャケットに赤のジップパーカー、デニムを合わせたきれいめカジュアルコーデ。
人気再燃中のジップパーカーで、トレンド感をプラスしています。
【パンツ編】テーラードジャケットに合うパンツとシルエット
ワイド・ストレートパンツ:今っぽいリラックス感を演出
現代のトレンドに合わせた着こなしを目指すなら、パンツは断然ワイドパンツやストレートシルエットのものがおすすめです。
ジャケットが上半身をコンパクトに見せるのに対し、ゆとりのあるパンツが下半身にボリュームを持たせることで、リラックス感のある「Aラインシルエット」が完成します。
このシルエットは、トレンド感を出しつつ体型カバーも期待できる優れた組み合わせです。
チノ素材やデニム、ウールライクな素材など、様々なワイドパンツで印象の違いを楽しんでください。今っぽさをさらに追求するなら、裾に向けて少し広がったセミフレアシルエットもおすすめです。

パンツのシルエットを意識するだけで、一気に今っぽい雰囲気になるから試してみて!
リラックス感ときちんと感を両立
ピンストライプのセットアップに、白シャツとネクタイを合わせたコーデ。
センタープレス入りのワイドパンツを選び、きちんと感をキープしつつもリラックス感のあるスタイルに。
スラックス:上品さとトレンド感を両立
ジャケットスタイルをより上品で大人っぽく見せたいなら、スラックスが最適です。
シルエットはワイドやストレートを選ぶと、リラックス感のある洗練された印象になります。
さらにトレンド感を加えるなら、裾に向けて少し広がるセミフレアもおすすめです。
センタープレス(中央の折り目)が入ったものを選ぶと、より一層ドレッシーな印象になり、普段使いからビジネスシーンまで幅広く対応できます。

きれいめコーデの鉄板!シルエットにこだわったスラックスを選んでみよう。
ジャケット×スラックスで上品に
ピンストライプのジャケットに、黒のワイドスラックスを合わせたコーデ。
落ち感のあるスラックスで、上品な印象をプラスして。
ジャケットとスラックスの色味を合わせ、統一感のある着こなしに。
デニムパンツ(ジーンズ):きれいめカジュアルの王道
テーラードジャケットとデニムパンツの組み合わせは、きれいめとカジュアルをミックスした「きれいめカジュアル」スタイルの王道です。
ジャケットの上品さとデニムのカジュアル感が絶妙にマッチし、気取りすぎていないのにおしゃれな印象を与えます。
デニムの色は、濃いインディゴブルーなら大人っぽく、淡いライトブルーなら爽やかな雰囲気になります。
シルエットは、太めのストレートや緩やかなテーパードを選ぶと、トレンド感のある着こなしになるのでおすすめです。

ジャケット×デニムは永遠の定番。パンツのシルエットを意識して、今っぽい着こなしにアップデートしよう。
ゆとりのあるサイズ感で今っぽく
黒のジャケットに、白のTシャツとデニムを合わせたコーデ。
ジャケットとデニムを合わせ、きれいめカジュアルな着こなしに。
全体的にオーバーサイズでまとめて、今っぽさをプラスして。
テーラードジャケットが「ダサい」と思われる原因と解決策
原因1:サイズ感が合っていない
どんなにおしゃれなジャケットでも、サイズが合っていなければ魅力は半減します。
特に、肩幅が合っていない、袖が長すぎる、着丈が中途半端といった状態は、だらしない印象を与えがちです。
購入する際は必ず試着をして、肩のラインが自分の肩に合っているか、袖が手首の骨が隠れるあたりに来るか、着丈がお尻の半分程度隠れるかを確認してください。
最近のトレンドとしては、少し肩が落ちるくらいのオーバーサイズも人気ですが、その場合も着丈や袖丈のバランスは非常に重要です。

まずは試着!自分の体にフィットする一着を見つけることが最優先。
原因2:ビジネススーツに見えるカチッとした着こなし
テーラードジャケットを普段着で使う際に陥りがちなのが、ビジネススーツのような堅苦しい印象になってしまうことです。
これを避けるためには、「抜け感」を意識的に作ることが大切です。
インナーをTシャツにする、パンツをデニムやチノパンにする、足元をスニーカーにするなど、コーディネートの中にカジュアルな要素を一つ以上取り入れてください。
また、ジャケットの素材をリネンやコットンなど、少しラフな風合いのものを選ぶだけでも、ビジネス感をぐっと抑えることができます。

全身をきれいにまとめすぎない!どこか一つ「ハズし」のアイテムを入れよう。
原因3:足元の靴選びで失敗している
意外と見落としがちなのが、足元の靴選びです。
ジャケットスタイルに合わせる靴は、コーディネート全体の印象を決定づける重要な要素です。
例えば、先の尖ったビジネス用の革靴を合わせてしまうと、途端に仕事帰りのような雰囲気になってしまいます。
普段着で合わせるなら、Uチップやローファーといった少し丸みのある革靴や、白や黒のシンプルなレザースニーカー、キャンバススニーカーなどがおすすめです。
服装全体のテイストと靴の雰囲気を合わせることを意識してください。

おしゃれは足元から。靴で全体の印象をガラリと変えてみよう。
【季節別】テーラードジャケットのおすすめメンズコーデ
春コーデ:シャツやカットソーで軽やかに
春は、テーラードジャケットが最も活躍する季節の一つです。
日中は暖かく朝晩は少し肌寒い春には、軽やかなアウターとして重宝します。
インナーには爽やかな白のカットソーや、サックスブルーのシャツを合わせて季節感を演出してください。
パンツはベージュのチノパンや明るい色のデニムを選ぶと、春らしい軽快な印象になります。
素材は、見た目にも軽いコットンやリネン混のジャケットを選ぶと、より季節にマッチしたコーディネートが完成します。
足元はスニーカーでアクティブに仕上げるのがおすすめです。

明るい色を一つ取り入れて、春らしい爽やかなコーデを目指そう!
ブラウン×ブルーで爽やかに
ブラウンのジャケットにブルーのシャツ、黒のデニムを合わせたコーデ。
ブラウンとブルーの色合わせで、春にぴったりの爽やかな着こなしに。
全体的に落ち着いた色味でまとめ、大人っぽい雰囲気をプラスして。
夏コーデ:素材選びと着こなしで清涼感を
夏のテーラードジャケットコーデは、素材選びと着こなしが鍵になります。
シアサッカーやリネンといった通気性が良く肌触りの涼しい素材や、トレンドのシアー素材、軽快な半袖ジャケットなどを選びましょう。
インナーはシンプルなTシャツ一枚で十分です。
ボトムスには、上品なデザインのハーフパンツを合わせると、大人ならではの涼しげなサマースタイルが完成します。
その際は、足元にレザーサンダルやローファーを合わせると子供っぽくならず、全体のバランスが整います。

夏は素材感が命!涼しい顔で着こなすのが大人のおしゃれ。
半袖ジャケットで涼しげに
半袖の黒ジャケットにグレーのTシャツ、黒のワイドデニムを合わせたコーデ。
ジャケットを半袖にすることで、夏らしい爽やかな印象に。
全体をモノトーンでまとめ、モードな雰囲気をプラスして。
秋コーデ:ニットやパーカーで温かみをプラス
過ごしやすい気候の秋は、重ね着が楽しめる季節です。
テーラードジャケットのインナーに、薄手のニットやスウェット、パーカーなどを合わせて、温かみのあるコーディネートを構築してください。
色は、ブラウン、カーキ、ボルドーといった秋らしい「こっくりカラー」をインナーやパンツに取り入れると、ぐっと季節感が増します。
素材も、コーデュロイやウールといった起毛感のあるものを選ぶと、見た目にも暖かな印象になります。
足元は、スエード素材の革靴などが季節の雰囲気にマッチします。

秋らしい色や素材を意識して、季節感のある重ね着を楽しんで!
ニットで季節感を演出
ブラウンのセットアップに、柄ニットを合わせたコーデ。
ジャケットのインナーにニットを合わせ、季節感を演出して。
コーデのアクセントになる柄ニットで、周りと差がつく着こなしに。
冬コーデ:コートのインナーとして使いこなす
冬にテーラードジャケットを着る場合は、アウターとしてではなく、コートの中に着る「ミドルレイヤー」として活用するのが基本です。
チェスターコートやステンカラーコートといった、きれいめなコートのインナーにジャケットを挟むことで、防寒性が高まるだけでなく、コーディネートに奥行きが生まれます。
この時、ジャケットとコートの色を同系色でまとめると、すっきりと洗練された印象になります。
インナーにはタートルネックのニットなどを合わせると、首元まで暖かく、上品な冬のジャケットスタイルが完成します。

冬のジャケットは中間着。コートとの重ね着でおしゃれと防寒を両立しよう。
色を揃えて自然なレイヤード
レザーのトレンチコートに、ジャケットとスラックスを合わせたコーデ。
コートのインナーにジャケットを合わせ、周りと差がつく着こなしに。
全身のアイテムの色を揃えることで、自然でこなれ感のあるレイヤードスタイルに。
【色別】定番テーラードジャケットのメンズコーデ術
黒(ブラック):着回し力No.1の鉄板カラー
黒のテーラードジャケットは、メンズファッションにおける最も基本的で着回し力の高いアイテムです。
どんな色のインナーやパンツとも合わせやすく、コーディネート全体をシャープに引き締めてくれます。

まず一着買うなら黒が絶対におすすめ。着回し力は最強レベル!
黒ジャケットで優等生風
黒のテーラードジャケットに、ニットとシャツをレイヤードしたコーデ。
Vネックニットとシャツのレイヤードで、優等生風なスタイルを作っています。
ボトムスにも黒を選び、縦のラインを意識したIラインコーデに。
ネイビー:知的で誠実な印象を与える
ネイビーのテーラードジャケットは、黒に次いで着回しやすく、知的で誠実な印象を与えてくれるカラーです。
黒ほど重くならず、上品な雰囲気を演出できるのが魅力です。
インナーに白やグレーを合わせれば爽やかな印象に、ベージュやブラウンを合わせれば温かみのある柔らかな印象になります。
特に、ボーダー柄のカットソーと合わせたマリンテイストの着こなしは、春夏の定番スタイルとして非常におすすめです。
ビジネスシーンでも好印象を与えられる万能カラーと言えるでしょう。

黒よりも少し柔らかい印象にしたいなら、ネイビーを選んでみよう。
ネイビーで爽やか×知的なきれいめカジュアル
ネイビーのテーラードジャケットに白Tシャツ、ワイドデニムを合わせたコーデ。
ネイビーのジャケットで爽やかさと知的な印象を演出しています。
グレー:上品で洗練された大人な雰囲気に
グレーのテーラードジャケットは、上品で落ち着いた大人の雰囲気を演出するのに最適なカラーです。
色の濃淡によって印象が大きく変わり、明るいライトグレーなら軽やかで春夏らしく、暗いチャコールグレーならシックで秋冬らしい着こなしが楽しめます。
グレーは他の色と喧嘩しにくいため、カラーコーディネートが苦手な方でも扱いやすいのが特徴です。
例えば、インナーに黒を合わせればモダンな印象に、白を合わせればクリーンな印象に、といったように、合わせる色で様々な表情を見せてくれます。

上品さを追求するならグレー。大人っぽいコーデを手軽に作ってみよう。
グレーで都会的な洗練感を
グレーのセットアップに、グリーンのシャツを合わせたコーデ。
落ち着いた色味のジャケットが、都会的で洗練された雰囲気を演出。
全体をダークトーンでまとめ、モードな着こなしに。
ベージュ・ブラウン系:柔らかくこなれた印象を演出
ベージュやブラウン系のテーラードジャケットは、羽織るだけでコーディネートに柔らかさとこなれ感をプラスしてくれる、おしゃれ上級者にも人気のカラーです。
特にアースカラー(自然界にある色)との相性が良く、白、黒、ネイビーといったベーシックカラーはもちろん、カーキやオリーブといった色とも馴染みます。
他の人と少し差をつけたい場合にぴったりの選択肢です。

定番色に飽きたら挑戦してみて!一気におしゃれな雰囲気がアップする。
ブラウン・ベージュで柔らかな印象
チェック柄のジャケットにグラフィックTシャツ、ベージュのパンツを合わせたコーデ。
きれいめなジャケットスタイルに、キャップでカジュアルダウンしています。
全体をブラウン・ベージュでまとめ、柔らかさのある着こなしに。
【雰囲気・シーン別】テーラードジャケットの着こなし方
カジュアルコーデ:合わせるアイテムで着崩す
テーラードジャケットを普段着としてカジュアルに着こなすなら、「決めすぎない」ことが何よりも大切です。
インナーやパンツにカジュアルなアイテムを選ぶことで、リラックス感を演出してください。
足元はスニーカーを合わせるのが定番です。
キャップやニット帽、サコッシュといった小物をプラスすると、よりこなれたカジュアルスタイルが完成します。
ジャケットの持つ上品さと、他のアイテムのカジュアルさのギャップを楽しむのがポイントです。

「ジャケットだけど、頑張りすぎてない」感じを出すのがコツ!
カジュアルなデニムで着崩す
黒のジャケットにタンクトップ、ペイントデニムを合わせたコーデ。
きれいめなジャケットに、カジュアルなデニムで大胆に着崩して。
ダメージやペイント加工のデニムが、遊び心のある雰囲気を演出。
きれいめコーデ:シャツとスラックスで上品に
レストランでの食事やデート、オフィスカジュアルなど、少しきちんとした印象が求められるシーンでは、きれいめな着こなしを意識してください。
インナーには無地のシャツやハイゲージのニットを合わせ、パンツはセンタープレスの入ったスラックスやテーパードパンツを選びます。
これだけで、上品で清潔感のあるコーディネートが完成します。
足元は、ローファーやUチップなどの革靴を合わせると、全体の格がぐっと上がります。
使う色を3色以内に抑えると、より洗練された印象にまとまります。

きれいめコーデはアイテム選びと色数が重要。シンプルさを心がけよう。
シルエットで適度な抜け感を
ダークカラーのセットアップに、白シャツとネクタイを合わせたコーデ。
全体的にゆるいシルエットで、抜け感のある着こなしに。
インナーに白シャツを合わせ、クリーンで誠実な印象をプラスしています。
【年代別】テーラードジャケットのメンズコーデ
20代:少しオーバーサイズでトレンド感を意識
20代の方がテーラードジャケットを着こなすなら、トレンド感を意識するのがおすすめです。
サイズはジャストサイズよりも、肩が少し落ちるくらいのオーバーサイズ(ビッグシルエット)を選ぶと、今っぽい雰囲気を簡単に出すことができます。
インナーにパーカーを合わせたり、パンツにワイドなカーゴパンツを合わせたりと、ストリートファッションの要素を取り入れた着こなしも似合います。
色も定番の黒やネイビーだけでなく、くすみカラーやチェック柄などで個性を出すのも良いでしょう。

ジャストサイズより、少し「ゆるめ」を意識すると今っぽくなる!
ゆとりのあるサイズで抜け感を
ピンストライプのジャケットに、タンクトップとワイドデニムを合わせたコーデ。
ゆとりのあるサイズのジャケットで、程よい抜け感を演出して。
キャップやデニムなど、カジュアルなアイテムと合わせたMIXスタイルでおしゃれに仕上げています。
30代:シンプルさと上品さで大人っぽく
30代のテーラードジャケットコーデでは、若々しさと大人の落ち着きの両立がテーマになります。
奇抜なデザインは避け、シンプルで上質なアイテムを丁寧に組み合わせることを意識してください。
カジュアルな中にもどこか品のある、清潔感を大切にしたスタイリングが、信頼感のある大人の男性像を演出してくれます。

シンプルこそ最強。質の良いベーシックなアイテムを選んでみよう。
品の良いきれいめカジュアル
黒のジャケットに黒Tシャツ、ブリーチデニムを合わせたコーデ。
ジャケットとTシャツを黒で統一し、シンプルで品の良い着こなしに。
カジュアルなデニムを合わせ、程よい抜け感を加えています。
40代:素材感や品質にこだわって品格を
40代からのテーラードジャケット選びは、デザイン以上に「素材」や「仕立て」の良さが重要になってきます。
例えば、上質なウールやカシミヤ混のジャケットは、見た目にも高級感があり、大人の男性にふさわしい品格を漂わせます。
コーディネートは、無理に若作りをするのではなく、質の良いアイテムをシンプルに着こなすことを目指してください。
インナーには上質なハイゲージニット、パンツはウールのスラックスなど、ジャケットの品格に負けないアイテムを選ぶことが、洗練されたスタイルへの近道です。

見た目でわかる「良いモノ感」を大切に。素材にこだわって選んでみて。
素材感で上品に
黒のセットアップに、白Tシャツを合わせたコーデ。
素材にこだわったテーラードジャケットで、上品な雰囲気を演出しています。
キャップを合わせることで、きれいめなセットアップスタイルをカジュアルダウン。
まとめ
今回は、メンズの定番アイテム「テーラードジャケット」のコーディネートについて、初心者の方にも分かりやすく解説しました。
インナーやパンツの基本的な組み合わせ方から、季節別・年代別の着こなし、そして「ダサく見えない」ための注意点まで、幅広くご紹介しました。
この記事を参考に、まずは手持ちのアイテムと組み合わせることから始めてみてください。
テーラードジャケットが一着あるだけで、あなたのおしゃれの可能性は大きく広がるはずです。

難しく考えすぎず、まずは羽織ってみることから!きっと新しい自分に出会えるはず。