花火大会や夏祭りなど、夏のイベントシーンを特別に彩ってくれる浴衣。せっかく着るなら、自分らしくおしゃれに着こなしたいですよね。しかし、「どんな柄を選べばいいの?」「小物合わせが難しい」と悩む方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方に向けて、レディースの浴衣コーデをおしゃれに楽しむための4つのポイントとお手本コーデを、ファッションコーディネートサイト・アプリ『WEAR』の運営局が解説します。

ファッションコーディネートサイト・アプリ『WEAR』には、浴衣に関するコーデが10,000枚以上投稿されてる!お気に入りのコーデを探しに行こう。
- 浴衣コーデのポイント①|浴衣の「柄」と「色」でなりたい印象を決める
- 浴衣コーデのポイント②|「帯」は浴衣とのバランスで選ぶ
- 浴衣コーデのポイント③|小物で「抜け感」と「自分らしさ」をプラス
- 浴衣コーデのポイント④|美しさの決め手は「着付け」と「所作」
- お手本にしたい!浴衣コーデをご紹介
浴衣コーデのポイント①|浴衣の「柄」と「色」でなりたい印象を決める
コーディネートの主役である浴衣は、まず「どんな自分になりたいか」をイメージして選ぶのがおすすめです。

例として2つのスタイルをご紹介。
上品・古典的なスタイル
紺や白を基調に、撫子(なでしこ)や朝顔、金魚といった古風なモチーフを選ぶと、流行に左右されない凛とした美しさが際立ちます。
モダン・シックなスタイル
幾何学模様やストライプ、または無地ライクな総柄など、洋服に近い感覚で選べるデザインも人気です。くすみカラーやモノトーンを選べば、都会的で洗練された印象に仕上がります。
浴衣コーデのポイント②|「帯」は浴衣とのバランスで選ぶ
帯は、浴衣に次いでコーディネートの印象を決定づける重要なアイテムです。
浴衣の柄から一色取った帯を合わせると、統一感のある落ち着いた印象に。逆に、浴衣とは対照的な色の帯を「差し色」として使うと、メリハリの効いた華やかなスタイルが完成します。

帯締めや帯留めといった小物で、さらにアレンジを加えるのも素敵!
浴衣コーデのポイント③|小物で「抜け感」と「自分らしさ」をプラス
現代の浴衣スタイルは、小物使いで個性を出すのが楽しみの一つです。

バッグや足元などで自分ならではのアレンジを加えてみよう!もちろんすべて浴衣に合わせて伝統的なアイテムにするのもおしゃれ。
バッグ
定番の「カゴ巾着」はもちろん、あえてレザーのミニバッグやクリアバッグを合わせると、一気に今年らしい抜け感が生まれます。
足元
伝統的な下駄も素敵ですが、歩きやすさを重視するなら、鼻緒が柔らかいものや、疲れにくいウレタン草履もおすすめ。最近では、サンダルを合わせるラフな着こなしも注目されています。
浴衣コーデのポイント④|美しさの決め手は「着付け」と「所作」
お気に入りの浴衣を選んだら、着姿の美しさにもこだわってみましょう。
首の後ろの襟を少し引く「衣紋(えもん)を抜く」ことで、すっきりとした色っぽい首元を演出できます。

歩幅は小さく、内股を意識して歩くなど、少しだけ「所作」を意識するだけで、全体の雰囲気がぐっと優雅に!
お手本にしたい!浴衣コーデをご紹介
『WEAR』に投稿されているコーデのなかから、浴衣コーデを厳選してご紹介します。

ファッションコーディネートサイト・アプリ『WEAR』には、浴衣に関するコーデが10,000枚以上投稿されている!記事で紹介している以外のコーデもチェックしよう。
帯の色で柔らかな印象に
白地に大ぶりの花柄が描かれた浴衣に、淡いグレージュとブルー系の帯を合わせたコーデ。帯の色でより柔らかな印象に。ヘアアクセサリーとかごバッグのリボンを白でまとめて、清潔感のあるスタイルに。
白のフリルサンダルでガーリーに
淡いピンク地に、レトロな雰囲気の柄をあしらった浴衣コーデ。白の帯を合わせることで、浴衣の繊細な柄がより一層引き立って。足元には白のフリルサンダルを選んで、ガーリーにまとめています。
浴衣と帯の色で統一感
落ち着いた紺地に、青系の柄が涼しげな浴衣コーデ。帯にも淡いブルーを選ぶことで統一感を演出しています。足元はレースソックスとシルバーのサンダルを取り入れて個性をプラスしてこなれた印象に。
モノトーンできれいめに
黒地に白のドット柄がモダンな浴衣に、オフホワイトの帯を合わせたコーデ。モノトーンでまとめて、きれいめに仕上げています。華奢なサンダルを合わせて大人っぽい雰囲気に。
黒の帯と小物で洗練感
全体に施された繊細な柄が上品な、淡い色味の浴衣コーデ。黒の帯をきりっと締めることで、メリハリを演出しています。足元も黒のサンダルで統一して、洗練された大人の着こなしに。