「20代になったけど、どんな服を着ればいいんだろう?」
「周りのおしゃれな友達と比べて、自分だけダサいと思われていないか不安…」
この記事は、そんな悩める20代男性のために、ファッション・コーディネートアプリ『WEAR』運営局が独自の視点から作成した、初心者向けファッションの完全ガイドです。
『WEAR』は、『ZOZOTOWN』でおなじみの株式会社ZOZOが運営する、日本最大級のファッションアプリ。
この記事を最後まで読めば、ファッションの基本原則から、明日からすぐ真似できるシーン別・季節別のコーディネートまで、20代のメンズファッションに必要な知識がすべて手に入ります。

『WEAR』には、20代メンズのコーデ投稿が1万件以上!気になったアイテムや着こなしがあれば、ぜひアプリで検索してみて。
- この記事を読めば、20代のファッションがもっと楽しくなる
- 【初心者必見】これさえあればOK!20代メンズファッションの基本アイテム6選
- これだけは押さえたい!20代ファッションがダサく見えない3つの原則
- 【シーン別】20代メンズのお手本コーデ|大学生から社会人まで
- 【雰囲気別】4つのテイストで操る!20代メンズの印象アップコーデ術
- 【季節別】春夏秋冬を乗り切る20代メンズの着こなし術
- まとめ
この記事を読めば、20代のファッションがもっと楽しくなる
20代は、学生から社会人へとライフステージが大きく変化する時期。
ファッションも、10代の頃からアップデートするのがおすすめです。
とはいえ、何から手をつければ良いか迷うもの。
この記事では、まず揃えるべき基本のアイテムから、それらをどう着こなせばおしゃれに見えるのか、という原則まで、誰でも実践できるよう分かりやすく解説します。
この記事を道しるべに、自分らしいファッションを楽しんでください。

まずは基本のアイテム選びから。これさえあれば、コーデの幅がぐっと広がる!
【初心者必見】これさえあればOK!20代メンズファッションの基本アイテム6選
何を買えばいいか分からない……という方は、まずここから始めてください。
どんなコーデにも合わせやすく、着回し力抜群の「基本アイテム」を6つ厳選しました。
これらをクローゼットに揃えておけば、日々の服装選びに迷うことがぐっと減ります。
ポイントは、デザイン性の高いものではなく、あくまでシンプルで上質なものを選ぶことです。
ここをしっかり押さえることで、今後のファッションの土台が完成します。

まずは主役にも脇役にもなれる、頼れる6選手を揃えよう!
1. 着回し無限大「無地のTシャツ」
20代メンズファッションの根幹を成すのが、無地のTシャツです。
色はまず、清潔感のある「白」と、引き締め効果のある「黒」を揃えてください。
一枚で着ても様になり、シャツやジャケットのインナーとしても大活躍します。
選ぶ際は、生地が厚手で、首元がよれにくいものを選ぶのがポイントです。
少しゆとりのあるサイズ感を選ぶと、体のラインを拾いすぎず、今っぽいリラックス感を演出できます。

たかがTシャツ、されどTシャツ。上質な一枚がコーデ全体を格上げしてくれる。
白Tシャツでシンプルに
白の無地Tシャツに、ワイドなデニムパンツを合わせたコーデ。
シンプルな白Tシャツが、存在感のあるデニムのシルエットをより引き立てます。
首元のシルバーネックレスをアクセントにすることで、シンプルな着こなしがぐっとおしゃれな印象に。
2. 一枚でサマになる「きれいめシャツ」
Tシャツの次に揃えたいのが、きれいめな印象を与えてくれるシャツです。
特に、ビジネスシーンでも使われるようなブロード生地やオックスフォード生地のシャツは、一枚羽織るだけで大人っぽい雰囲気を演出してくれます。
白やサックスブルーなどのベーシックカラーが着回しやすくおすすめです。
第一ボタンを開けてラフに着こなしたり、Tシャツの上に羽織ったりと、着こなしの幅が広いのも魅力です。

アイロンをかけて、パリッとしたシャツを着こなすだけで、好感度は急上昇!
ブルーシャツ×スラックスで爽やかに
ブルーのストライプシャツに、グレーのワイドパンツを合わせたゆるっとコーデ。
オーバーサイズのシャツをあえてタックアウトすることで、こなれ感のあるリラックスしたシルエットを演出しています。
爽やかなブルーシャツと、落ち着いたチャコールグレーのパンツの組み合わせが上品な印象に。
3. コーデの土台「黒のスラックス」
パンツでまず手に入れるべきおすすめは、黒のスラックスです。
カジュアルなTシャツやスニーカーと合わせても、スラックスを穿くだけでコーディネート全体が品良くまとまります。
シルエットは、太すぎず細すぎない「ワイドストレート」が今の主流。
センタープレス(中央の折り目)が入っているものを選ぶと、脚が長くきれいに見え、スタイルアップ効果も期待できます。

カジュアルなアイテムと合わせるのがポイント。決めすぎない大人っぽさを演出しよう。
黒スラックスできれいめカジュアル
ブラウンのカーディガンに白Tシャツ、黒のスラックスを合わせたきれいめカジュアルコーデ。
ストンとした落ち感のある黒のスラックスが、縦のラインを強調しスタイルを良く見せてくれます。
ゆるめのカーディガンと合わせることで、全体のシルエットにメリハリが生まれている点がポイント。
4. カジュアルの定番「きれいめデニムパンツ」
休日ファッションに欠かせないデニムパンツ。
20代では、選び方をアップデートしてみては?
ダメージ加工が激しいものや、色落ちが極端なものではなく、濃いインディゴブルーで加工の少ない「リジッドデニム(ノンウォッシュ)」に近いものだと大人っぽい印象になります。
シルエットは、スラックス同様にややゆとりのある「ストレート」や「ワイドストレート」を選ぶと、子供っぽくならず、洗練されたカジュアルスタイルが完成します。

きれいめデニムは、革靴と合わせても格好良い。一本あると本当に便利!
テーラードジャケット×オールブラックで格好良く
ウォッシュ加工されたワイドデニムパンツに、グレーのテーラードジャケットを合わせたカジュアルダウンコーデ。
カジュアルなデニムと、きちんと感のあるジャケットを合わせることで、バランスの取れた大人ストリートスタイルに仕上がっています。 インナーは白のタンクトップをチョイスし、抜け感を演出している点もポイントです。
5. 羽織るだけで上品に「テーラードジャケット」
フォーマルな印象のテーラードジャケットですが、実はカジュアルに着こなすことで、一気におしゃれ上級者の風格を出すことができます。
インナーをTシャツに、ボトムスをデニムパンツにするだけで、上品さとリラックス感が両立した「きれいめカジュアル」が完成します。
ネイビーやチャコールグレーといった落ち着いた色味で、少し肩が落ちるくらいのオーバーサイズ気味のものを選ぶと、堅苦しくならず普段使いしやすくなります。

休日にジャケットを着こなせる人は、間違いなくおしゃれ。ぜひ挑戦してみて。
テーラードジャケット×オールブラックで格好良く
黒のテーラードジャケットに黒のワイドデニムを合わせた、オールブラックコーデ。
きれいめな印象のテーラードジャケットを、あえてカジュアルなデニムと合わせることで、こなれ感のある着こなしに。
全体を黒で統一しながらも、ジャケットとデニムの素材感の違いで奥行きを演出しています。
6. 幅広く使える「シンプルブルゾン」
春や秋の少し肌寒い時期に活躍するのがブルゾンです。
デザインは極力シンプルで、色は黒やネイビー、カーキなどのベーシックカラーを選ぶのがおすすめです。
きれいめなスラックスと合わせることで、男らしさと上品さのバランスが取れたコーディネートに仕上がります。
着丈が短いものが多く、スタイルアップ効果も狙えます。

きれいめコーデの外しアイテムとして投入すると、こなれた雰囲気に。
カジュアル×洗練感コーデ
ワークテイストな黒のレザーブルゾンに、白Tとワイドデニムを合わせた王道カジュアルスタイル。
フロントの大きなポケットが特徴的なブルゾンは、羽織るだけでコーディネートの主役になります。
全体をモノトーンでまとめることで、カジュアルながらも洗練された都会的な印象に。
これだけは押さえたい!20代ファッションがダサく見えない3つの原則
おしゃれな人は、感覚だけで服を選んでいるわけではありません。
実は、誰でも簡単におしゃれに見える「原則」が存在します。
ここでは、数ある原則の中から、特に20代のメンズファッションで重要となる3つを厳選して解説します。
この3つを意識するだけで、あなたのコーディネートは劇的に変わります。
アイテムを買い足す前に、まずはこの原則をしっかりと頭に入れてください。

この原則を知っているか知らないかで、ファッション人生は大きく変わる!
原則1:「きれいめ7:カジュアル3」の黄金比
初心者の方が最も簡単に洗練された印象を作る方法は、コーディネートの中に「きれいめ」と「カジュアル」なアイテムを混ぜることです。
そして、その比率を「きれいめ7:カジュアル3」にすることを意識してください。
例えば、ジャケットとスラックスというきれいめアイテムに、スニーカーというカジュアルアイテムを1点加えるイメージです。
全身カジュアルだと子供っぽく、全身きれいめだと気取って見えがち。
この黄金比が、大人にふさわしいバランスを生み出します。

迷ったら、靴かインナーをカジュアルなものにしてみよう。
原則2:ジャストサイズ~ややゆったりめを選ぶ
どんなにおしゃれなアイテムも、サイズが合っていなければ台無しです。
20代のファッションでは、ピチピチすぎず、ダボダボすぎない「ジャストサイズ~ややゆったりめ」を基本とするとよいでしょう。
上半身にボリュームを持たせて下半身はすっきり見せる「Yラインシルエット」は、現在主流ではないため、おしゃれに見せる着こなしが難しく上級者向け。
現在の主流である、上下ともに少しゆとりのある「Iラインシルエット」や、トップスをコンパクトにし、ボトムスにボリュームを持たせる「Aラインシルエット」を意識してみましょう。

まずは試着が基本。自分の体に合ったサイズ感を見つけることが、おしゃれの第一歩。
原則3:コーデ全体の色は3色までに絞る
コーディネートに使う色は、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの「3色以内」にまとめると、統一感が出て失敗しにくくなります。
特に、黒・白・グレー・ネイビー・ベージュといった「ベーシックカラー」を基調にコーディネートを組み立てることをおすすめします。
ベーシックカラーはどんな色とも相性が良く、大人っぽい落ち着いた印象を与えてくれます。
色をたくさん使ったコーディネートは、バランスを取るのが非常に難しいので注意してください。

まずはモノトーン(白・黒・グレー)から始めて、慣れてきたら差し色を加えてみよう。
【シーン別】20代メンズのお手本コーデ|大学生から社会人まで
20代と一括りに言っても、大学生と社会人では求められる服装が異なります。
ここでは、それぞれのライフステージに合わせた具体的なコーディネートを提案します。
TPO(時・場所・場合)に合わせた服装ができることは、社会人としてのマナーでもあります。
自分の今の環境に合った着こなしをマスターし、周囲からの信頼と好感度を獲得してください。

自分のライフステージに合ったおしゃれを楽しもう!
大学生向け|キャンパスで浮かない通学コーデ
大学のキャンパスでは、動きやすさと、程よいおしゃれ感を両立させることが大切です。
清潔感があり、どんな講義にも馴染むようなコーデだと安心です。
リュックサックやトートバッグなど、教科書やPCが入る大きさのバッグで実用性も重視しましょう。

派手すぎず、地味すぎず。清潔感を意識することが、好印象への近道。下記コーデをお手本にしてみて。
ボーダーTシャツに黒のワイドパンツを合わせた、きれいめカジュアルな通学コーデ。
モノトーンでまとめることでラフすぎない印象に。
動きやすいスニーカーと、教科書なども入るトートバッグで、実用性も兼ね備えたスタイルです。
大学生向け|おしゃれを楽しむ休日コーデ
休日は、通学コーデよりもリラックスした雰囲気で過ごしたいもの。
友人との外出など、アクティブに過ごす休日にぴったりのスタイルで、おしゃれと気軽さを両立しましょう。

普段と少し違う雰囲気を出すのがポイント。小物で個性を出すのもおしゃれ!
アクティブな休日スタイル
チェック柄のナイロンジャケットに、黒のハーフパンツを合わせたスポーティーな休日スタイル。
動きやすいジャケットとショーツにスニーカーを合わせ、アクティブに過ごしたい休日にぴったりの着こなしです。
差し色として赤のショルダーバッグを取り入れることで、コーディネートにアクセントを加えています。
社会人向け|きちんと感を出すオフィスカジュアル
社会人のオフィスカジュアルは、取引先や上司に不快感を与えない「きちんと感」が最重要です。
清潔感と信頼感を両立したスタイルを意識しましょう。
迷ったら「ジャケット・スラックス」のセットアップスタイルがおすすめ。
インナーでカジュアル度を調整してみてください。

企業によって、オフィスカジュアルを「どこまでカジュアルにしてOKか」は大きく異なる!先輩や他の社員の服装を参考にしよう。
インナーで抜け感をプラス
グレーのセットアップに白Tシャツを合わせた、きれいめなオフィスカジュアルコーデ。
インナーをTシャツにすることで、かっちりしたセットアップスタイルに程よい抜け感をプラスしています。
リラックス感のあるワイドパンツが、堅苦しくない今っぽい雰囲気を演出。
社会人向け|リフレッシュできる大人の休日コーデ
仕事の緊張感から解放される休日は、上質でリラックスできる服装がおすすめです。
素材感の良いアイテムを選ぶことで、ラフでありながらも上品な大人の余裕を演出できます。

休日は着心地の良さも重視したい。上質な素材の服は気分も上げてくれる。
デザイン性のある柄シャツに、ワイドスラックスを合わせたゆるっとコーデ。
上下ともにオーバーサイズのアイテムを選ぶことで、リラックス感のあるシルエットが生まれます。
個性的ながらも統一感のある色味でまとめることで、計算されたこなれ感を演出。
【雰囲気別】4つのテイストで操る!20代メンズの印象アップコーデ術
自分のなりたいイメージに合わせて、ファッションのテイストを使い分けるのもおしゃれの醍醐味です。
ここでは「ラフ」「カジュアル」「きれいめカジュアル」「きれいめ」について、それぞれの特徴と着こなしのコツを解説します。

今日はどの自分でいく?TPOや好みに合わせてファッションを選ぼう!
休日に最適「ラフコーデ」
スウェットやパーカー、イージーパンツといったリラックス感の強いアイテムで構成されるのがラフコーデです。
だらしなく見えないように、サイズ感や清潔感を意識することが重要です。
例えば、きれいなシルエットのスウェットパンツに、ジャストサイズのパーカーを合わせ、足元はクリーンなスニーカーを選ぶなど、どこかに「きちんと感」をプラスする工夫をしてください。

部屋着っぽくならないように、一点だけきれいめな要素を入れるのがコツ。
グリーンのTシャツをアクセントに
グリーンのグラフィックTシャツに、グレーのスウェットパンツを合わせたストリート感のあるラフコーデ。
上下ともにゆるっとしたサイズ感でまとめることで、リラックスしたラフな雰囲気を演出しています。
鮮やかなグリーンのTシャツがアクセントになり、シンプルなスウェットパンツコーデをおしゃれに格上げ。
親しみやすさNo.1「カジュアルコーデ」
デニムパンツ、Tシャツ、スニーカー、チェックシャツ、マウンテンパーカーといった、動きやすく親しみやすいアイテムが主役のスタイルです。
子供っぽく見えないように、色数を3色以内に抑えたり、シンプルなデザインのアイテムを選んだりすることを意識してください。
例えば、濃い色のデニムパンツに白Tシャツを合わせ、黒のマウンテンパーカーを羽織るなど、ベーシックカラーでまとめると大人っぽく仕上がります。

定番アイテムの組み合わせだからこそ、サイズ感や色使いで差をつけよう。
パーカー×デニムでカジュアルに
赤のジップパーカーに、古着感のあるワイドデニムを合わせたストリートカジュアルコーデ。
鮮やかな赤のパーカーを主役に、他のアイテムを黒でまとめることで、パーカーの色味がより引き立っています。
足元をボリュームのあるブーツにすることで、全体のバランスが取れた着こなしに。
おしゃれに見える黄金比「きれいめカジュアルコーデ」
「きれいめ」と「カジュアル」のアイテムをミックスした、人気のスタイルです。
先に解説した「きれいめ7:カジュアル3」の黄金比を意識しましょう。
例えば、テーラードジャケットにスラックスというきれいめなセットアップのインナーをプリントTシャツにしたり、足元をスニーカーにしたりするだけで、簡単におしゃれなきれいめカジュアルコーデが完成します。
バランス感覚が重要ですが、マスターすれば一気におしゃれ上級者に見えます。

一番簡単で効果的なのは、革靴をスニーカーに変えること。ぜひ試してみて!
シャツ×ワイドパンツできれいめカジュアル
黒の開襟シャツに、オフホワイトのワイドパンツを合わせたモノトーンコーデ。
全体をモノトーンでまとめることで、カジュアルながらも洗練されたきれいめな印象になります。
シルバーアクセサリーやレザー小物を効かせることで、シンプルな着こなしをぐっと格上げしている点もポイント。
大人っぽくしたいとき活躍する「きれいめコーデ」
シャツやジャケット、スラックス、革靴といった、ドレスライクなアイテムを中心に構成されるスタイルです。
フォーマルな場面や、少し背伸びしたいデートなどで活躍します。
ただし、全身を固めすぎると気取った印象になりがちなので注意してください。
インナーを少し着崩したり、素材感で遊びを入れたりするなど、どこかに「抜け感」を作ると、こなれた印象を演出できます。

手首や足首を見せるだけでも抜け感は作れる。
白シャツに黒のワイドスラックスを合わせた、王道のきれいめモノトーンコーデ。
シンプルな白と黒でまとめることで、洗練されたクリーンな雰囲気を演出しています。
ストンと落ちるパンツのシルエットが、縦のラインを強調しスタイルアップ効果も抜群。
【季節別】春夏秋冬を乗り切る20代メンズの着こなし術
季節ごとに適した服装は異なります。
ここでは、春夏秋冬それぞれの季節に応じた着こなしのポイントと、持っていると便利なアイテムを紹介します。
気候に合わせた快適さと、季節感を捉えたおしゃれを両立させることで、一年を通してファッションを楽しめるようになります。

季節感を服装に取り入れるだけで、ぐっとおしゃれな印象になる!
春|軽やかなアウターで温度調整
暖かくなったり、肌寒くなったりと気温が不安定な春は、脱ぎ着しやすい軽やかなアウターが主役になります。
ステンカラーコートやコーチジャケット、カーディガンなどがおすすめです。
インナーはTシャツやシャツでシンプルにまとめ、アウターを主役にしたコーディネートを組んでください。
色味は、ベージュやライトグレー、サックスブルーなど、春らしい明るいカラーを取り入れると、季節感が出て爽やかな印象になります。

朝晩は冷えるから、軽めのアウターは持っておきたい。
トラックジャケットを羽織りに
ネイビーのトラックジャケットに、ブルーのシャツと白のワイドパンツを合わせたスポーツミックスコーデ。
スポーティーなトラックジャケットに、あえてきれいめなシャツとスラックスを合わせることで、こなれ感のある着こなしに。
カジュアルダウンのバランスが絶妙な、上級者向けのスタイルです。
夏|素材と色使いで涼しげに
高温多湿の夏は、いかに快適で涼しげに見せるかが重要です。
トップスは、通気性の良いリネン素材のシャツや、機能性の高いTシャツを選ぶと過ごしやすいでしょう。
ボトムスは、足首が見えるアンクル丈のパンツや、上品なショートパンツもおすすめです。
白やブルー系の寒色をコーディネートに取り入れると、見た目にも涼しげな印象を与えられます。
シンプルになりがちな季節だからこそ、アクセサリーでアクセントを加えるのも効果的です。

シンプルコーデになりがちな夏こそ、色、素材感、シルエットで差をつけよう。
ブルー×白で爽やかに
ブルーのニットポロシャツに、オフホワイトのワイドパンツを合わせた爽やかな夏コーデ。
透け感のあるサマーニットが、見た目にも着心地にも涼しげな印象を与えてくれます。
秋|重ね着でおしゃれ度アップ
過ごしやすい気候の秋は、ファッションが最も楽しい季節です。
シャツの上にニットを重ねたり、ジャケットを羽織ったりする「重ね着(レイヤード)」スタイルに挑戦してみましょう。
ブラウンやカーキ、ボルドーといった、落ち着いた深みのある「秋色」をコーディネートに取り入れると、一気に季節感が高まります。
コーデュロイやスエードといった、温かみのある素材のアイテムを取り入れるのもおすすめです。

重ね着するときは、同系色でまとめると失敗しにくい!
ピンストライプ柄のブルゾンに、ブラウンのワイドパンツを合わせたクラシカルな秋コーデ。
ネイビー×ブラウンの組み合わせが、落ち着いた秋らしい雰囲気を演出しています。
インナーにライトブルーのシャツを挟むことで、重くなりすぎず爽やかさもプラスした着こなしに。
冬|防寒とスタイルを両立するアウター選び
ファッションの主役がアウターになる冬は、防寒性とデザイン性を両立した一着を選んでください。
ウール素材のチェスターコートや、ダウンジャケットなどが代表的です。
コートやジャケットは面積が大きいため、コーディネート全体の印象を決定づけます。
黒やネイビー、グレーといった着回しやすいベーシックカラーを選ぶのが賢明です。
マフラーや手袋といった冬小物で色や柄を取り入れ、アクセントにするのもおすすめです。

インナーはニットで暖かく。アウターを脱いでもおしゃれなのが理想。
黒のロングコートとグレーのスラックスに、ブルーのマフラーを合わせた冬コーデ。
暗いトーンになりがちな冬の装いに、鮮やかなブルーのマフラーを差し色として加えることで、顔周りが華やかな印象になります。
コートとパンツをダークトーンでまとめることで、主役のマフラーの色味がより一層引き立つスタイルに。
まとめ
20代のメンズファッションで失敗しないためには、まず「無地のTシャツ」「きれいめシャツ」「黒のスラックス」「きれいめデニム」といった着回し力の高い基本アイテムを揃えることが重要です。
その上で、「きれいめとカジュアルのバランス」「サイズ感」「色使い」という3つの原則を守れば、誰でも簡単におしゃれなコーディネートを組むことができます。
この記事で紹介したシーン別・季節別の着こなしを参考に、ぜひ明日からの服装選びに役立ててください。

『WEAR』には、20代メンズのリアルなコーデが1万件以上!記事で基本を押さえたら、お気に入りのコーデを探しにいこう!