夏の風物詩、浴衣。男性がさらりと粋に着こなしている姿は、普段とは違う色気や落ち着きを感じさせ、非常に魅力的です。着慣れないからと敬遠せず、今年はぜひ挑戦してみませんか?
今回は、メンズの浴衣コーデを粋に見せるための3つの基本ポイントとお手本コーデを、ファッションコーディネートサイト・アプリ『WEAR』の運営局が解説します。

ファッションコーディネートサイト・アプリ『WEAR』には、浴衣に関するコーデが10,000枚以上投稿されてる!お気に入りのコーデを探しに行こう。
- 浴衣コーデのポイント①|浴衣は「色」と「生地感」で差をつける
- 浴衣コーデのポイント②|「帯」と「小物」で個性を演出する
- 浴衣コーデのポイント③|「着こなし」で清涼感と“着慣れ感”を出す
- お手本にしたい!浴衣コーデをご紹介
浴衣コーデのポイント①|浴衣は「色」と「生地感」で差をつける
シンプルなデザインが多いメンズ浴衣は、色選びと生地の質感が重要になります。

大人っぽさを意識した色や柄選びが特におすすめ!
色
基本は、紺・黒・グレーといった落ち着いた定番カラー。どんな方にも似合いやすく、帯や小物も合わせやすいので、初心者の方でも安心です。
柄・生地
無地も潔くて素敵ですが、縞(しま)や格子(こうし)、細かい模様の「小紋柄」などを選ぶと、ぐっと通な印象に。また、「しじら織」のように表面に凹凸のある生地は、肌に張り付かず涼しく着用できます。
浴衣コーデのポイント②|「帯」と「小物」で個性を演出する
シンプルな浴衣だからこそ、帯や小物がセンスの見せ所です。

小物で迷ったら伝統的なものを合わせると失敗が少ない!
帯
浴衣と帯を同系色でまとめるとシックな印象に、反対色を合わせるとメリハリが生まれます。帯は腰骨のあたりで、低めに締めるのが粋に見せるコツです。
小物
巾着袋や涼をとるための扇子は、浴衣スタイルに欠かせない小物。足元は、下駄や雪駄(せった)を合わせると、伝統的で格好良いスタイルに。
現代的な巾着バッグやサンダルを合わせてこなれ感を出すのも今っぽくておしゃれです。
浴衣コーデのポイント③|「着こなし」で清涼感と“着慣れ感”を出す
浴衣は、ぴしっと着るよりも、少しリラックス感を漂わせて着るのが格好良く見せるポイントです。全体的に締め付けすぎず、自然体で着こなすことで、大人の余裕を感じさせる“着慣れ感”が生まれます。

汗対策と着心地向上のために、Vネックなど襟元から見えにくい肌着(インナー)を一枚着ると、汗で浴衣が肌に張り付くのを防げて、見た目も清潔に!
お手本にしたい!浴衣コーデをご紹介
『WEAR』に投稿されているコーデのなかから、浴衣コーデを厳選してご紹介します。

ファッションコーディネートサイト・アプリ『WEAR』には、浴衣に関するコーデが10,000枚以上投稿されている!記事で紹介している以外のコーデもチェックしよう。
巾着バッグがアクセントに
明るい白系の浴衣を使ったコーデ。黒い帯を合わせることで淡い色の浴衣が引き締まり、シャープな印象に。巾着バッグの素材感と色がアクセントになっています。
スポーツサンダルでこなれ感を
細かい柄が入った、涼しげな紺色の浴衣コーデ。浴衣の色に合わせた暗めの帯で、全体をすっきりとまとめて。足元はあえて現代的なスポーツサンダルで、着こなしにこなれ感を。
統一感のある夏スタイル
全体に柄をあしらった、黒の甚兵衛を主役にしたコーデ。上下セットの甚兵衛は、着るだけで統一感のある夏スタイルが完成。