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シャツコーデのメンズ教科書|合うインナーやボトムスなど徹底解説!

「シャツコーデがいつも同じ印象になってしまう」「どんなアイテムを合わせればいいか分からない」「自分の着こなしがダサくないか不安…」

そんなお悩みを抱えていませんか?

この記事を読めば、シャツをおしゃれに着こなすための基本的なルールから、季節別・年代別の応用テクニックまでが分かります。

明日からのコーデがきっと楽しくなるはずです。

この記事は、『ZOZOTOWN』でおなじみの株式会社ZOZOが運営するファッションコーディネートアプリ、『WEAR』運営局のオフィシャルコンテンツです。独自の視点からファッション初心者の方に向けて情報をお届けします。

『WEAR』には、「メンズ シャツ」のコーデ投稿が1万件以上!記事で基本を押さえたら、ぜひWEARでたくさんのリアルな着こなしもチェックしてみて。

目次

シャツはメンズコーデに欠かせない!その理由は?

メンズファッションにおいて、シャツは「基本のアイテム」であり、コーディネートの土台となる非常に重要な存在です。

Tシャツ一枚よりも品があり、ジャケットほど堅苦しくない。

この絶妙なバランス感が、シャツ最大の魅力と言えるでしょう。

きれいめにもカジュアルにも振れる着回し力の高さは、他のどんなトップスにも真似できません。

また、羽織りとして使ったり、インナーとしてレイヤードしたりと、季節を問わず一年中活躍するのも嬉しいポイントです。

だからこそ、シャツの着こなしをマスターすることが、おしゃれへの一番の近道になります。

まずは定番のシャツから、自分らしい着こなしを見つけていきましょう。

シャツやニットなど、秋の鉄板コーデについて、下記リンクの記事で解説しているので、ぜひチェックしてみて!

まずは基本の「サイズ感」を押さえよう

どんなにおしゃれなシャツでも、サイズが合っていなければ魅力は半減してしまいます。

シャツ選びで最も重要なのは「肩幅」です。

自分の肩の頂点と、シャツの肩の縫い目がぴったり合うのがジャストサイズ。縫い目が肩よりも下がった位置になると、リラックス感やカジュアル感が上がります。どのくらいきちんと感のあるスタイルにしたいのかを考えて、肩幅部分を調節しましょう。

次にチェックしたいのが「着丈」と「身幅」。

着丈は、タックイン(裾を入れる)しない場合、腰骨が隠れる程度が目安です。身幅は、ボタンを留めた状態でお腹周りに少しゆとりがあるくらいが理想的。

トレンドとしてはややゆったりめのシルエットが主流です。実際に着用しながら、お手本コーデと見比べて、自分に合うサイズ感を考えていきましょう。

格好良いコーデは、自分に合ったサイズ選びから。試着して合うサイズを把握しよう!

【メンズシャツコーデ】注意したい着こなし例と改善策

おしゃれを目指す上で、まずは「避けるべきこと」を知るのが近道です。

ここでは、ファッション初心者の方が無意識にやってしまいがちな、シャツコーデの注意したい着こなし例を具体的に解説します。自分では気づきにくいポイントも多いので、自身の普段の着こなしと照らし合わせながらチェックしてみてください。

もしかしたら自分もやってるかも…?注意点を確認しておこう。

サイズが合っていない

先述の通り、サイズ感はコーデの印象を決定づける最重要ポイントです。特に初心者がやりがちなのが、極端に大きすぎるサイズを選んでしまうこと。

トレンドのオーバーサイズと、単にサイズが合っていない「着られている感」は別物です。肩が落ちすぎ、着丈が長すぎると、だらしなく見えたり、スタイルが悪く見えたりする原因になります。逆に、小さすぎるサイズは窮屈そうで、動きにくそうな印象を与えてしまいます。

自分の体型に合ったジャストサイズから考えて、少しゆとりを持たせたい場合は肩幅は合わせつつ身幅が広いデザインを選ぶなど、工夫をしてみましょう。

「ビッグシルエット」と「サイズの合っていない服」は似て非なるもの。見極めに注意!

インナーが目立っている・合っていない

シャツの着こなしで意外と見られているのがインナーです。

柄や鮮やかな色のインナーは、上級者向けと考えると安心です。悪目立ちしてしまったり、上に羽織るシャツと合わなかったりすると、おしゃれに見えにくくなることがあります。

また、シャツの第一ボタンを開けた時に、インナーの首元が大きく見えすぎているのも避けたいポイント。

非常に抜け感がある状態になるため上手く着こなすのが難しく、だらしなく見えてしまう可能性があります。首元が詰まったクルーネックか、見えにくいタンクトップなどを選ぶのがおすすめです。

主役はあくまでシャツ。インナーは名脇役に徹してもらうのが、おしゃれのコツ。

シワシワのまま着ていて清潔感がない

シャツというアイテムは、その特性上、清潔感が命です。どんなに高価でおしゃれなシャツを着ていても、シワだらけでは全てが台無しになってしまいます。特に洗いざらしのまま放置されたシャツは、だらしなく、どこか疲れた印象を与えてしまいます。

洗濯後はすぐにハンガーにかけて干す、アイロンをかけるといった一手間を惜しまないようにしましょう。洗濯してもシワになりにくい「イージーケア素材」のシャツも多く販売されているので、アイロンがけが苦手な方や、忙しくて時間が取れない方は、そういった機能的なシャツを選ぶのも一つの賢い選択です。

清潔感は最高のアクセサリー。ピシッとしたシャツで、気持ちも引き締めよう。

合わせるパンツのシルエットが細身

ピタピタのスキニーパンツや細身のパンツは最近主流のシルエットから離れてしまうため、現在は上級者向けです。

現在のファッショントレンドの主流は、Aラインや太めのIラインといった、ややゆとりのあるシルエット。シャツコーデを今っぽく見せるなら、パンツもワイドやストレートといった、少し太めのシルエットを選ぶのが簡単でおすすめです。特に、太めのIラインシルエットや、トップスにボリュームを持たせたAラインシルエットを意識すると、全体のバランスが整い、ぐっとこなれた印象になります。

おしゃれは全体のバランスが命。パンツのシルエットを更新するだけで、コーデは見違える!

【メンズシャツコーデ】失敗しないインナーの選び方

シャツコーデの完成度を左右する、隠れた重要アイテムが「インナー」です。

ここでは、失敗をしないための具体的なインナー選びのコツをご紹介します。

見えにくい部分にまでこだわることで、ワンランク上のおしゃれを目指してください。

おしゃれな選び方をマスターして、コーデの完成度を上げよう。

基本は無地のクルーネックTシャツ

シャツのインナー選びで迷ったら、まずは「無地のクルーネックTシャツ」を選んでおきましょう。色は、どんな色のシャツにも合わせやすい白、黒、グレーが基本です。プリントやロゴが入ったデザインは、柄が透けて見えたり、子供っぽい印象になったりすることがあるので注意してください。

首元のデザインは、第一ボタンを開けた時にチラリと見えるクルーネックが最もバランスを取りやすいのでおすすめです。清潔感があり、誠実な印象を与えてくれるため、どんなシーンでも安心して使うことができます。まずは上質な無地の白Tシャツを数枚揃えておくことをおすすめします。

シンプルイズベスト!上質な白Tは、シャツコーデの最高の相棒。

迷ったらシャツと同系色か白・黒・グレーを選ぶ

インナーの色選びは、コーディネート全体の統一感を左右する重要な要素です。おすすめは、着るシャツとインナーの色を同系色でまとめることです。例えば、ネイビーのシャツならブルー系のインナーを選ぶと、すっきりとまとまりのある印象になります。インナーにはシャツよりも薄い色を選ぶとバランス良く見えやすくなります。

もう一つの簡単な解決策は、どんな色にも馴染む万能カラーである「白・黒・グレー」のモノトーンを選ぶことです。白は爽やかさと清潔感を、黒は引き締まったクールな印象を、グレーは中間色として柔らかい雰囲気を与えてくれます。派手な色のインナーは、コーデから浮いてしまう可能性があり上級者向けと考えておきましょう。

コーデに統一感を出すのが色選びの基本。迷ったらモノトーンを選んでおけば安心。

機能性インナーで快適さもプラス

デザイン性だけでなく、機能性でインナーを選ぶという視点も大切です。特に、汗をかきやすい夏場や、暖房の効いた室内で過ごす冬場には、機能性インナーが非常に役立ちます。吸湿速乾性に優れた素材のインナーを選べば、汗をかいてもすぐに乾き、シャツへの汗ジミを防いでくれます。

また、接触冷感機能のあるインナーは、夏の暑い日でもひんやりとした着心地で快適に過ごせます。逆に、冬場には保温性に優れた発熱素材のインナーが活躍します。

見えにくい部分で機能性にこだわることで、一日中快適におしゃれを楽しむことができます。

機能性インナーで快適さも手に入れよう。

【メンズシャツコーデ】合わせるパンツで印象が変わる!おすすめの組み合わせ

シャツコーデの印象を大きく変えるのが、「パンツ」です。どんなにシャツがおしゃれでも、合わせるパンツがちぐはぐでは全体のバランスが崩れてしまいます。ここでは、シャツと相性抜群で、かつ今っぽい着こなしが作れるおすすめのパンツを種類別に紹介します。

それぞれのパンツが持つ印象や、選ぶべきシルエットのポイントも解説するので、なりたいスタイルに合わせて最適な一本を見つけてください。パンツを変えるだけで、いつものシャツが全く新しい表情を見せてくれます。

コーデの半分はパンツで決まる!シャツとの最適な組み合わせを見つけ出そう。

スラックスでつくる上品きれいめスタイル

シャツを大人っぽく、上品に着こなしたいなら、スラックスとの組み合わせが最適です。スラックスが持つドレッシーな雰囲気が、シャツのきちんと感をさらに引き立て、洗練されたきれいめスタイルになります。

特に、シルエットが「ワイドストレート」になっているものを選ぶと、上品でありながらリラックスした今の空気感を演出できます。センタープレス(中央の折り目)が入ったデザインなら、脚を長くきれいに見せる効果も期待できます。足元は革靴を合わせればフォーマルに、スニーカーを合わせれば程よくカジュアルダウンでき、着こなしの幅も広がります。

シャツとスラックスは鉄板コンビ。一本持っておけば、コーデの格がぐっと上がる。

https://wear.jp/coltwear/25691349/

ブルーシャツで爽やかに

ブルーのシャツと黒のワイドスラックスを合わせたコーデ。鮮やかなブルーのシャツを主役にして、爽やかな印象に。全体を黒のワイドスラックスで引き締めて、大人っぽい雰囲気をプラス。

デニムパンツでつくる王道カジュアルスタイル

シャツコーデの王道といえば、やはりデニムパンツとの組み合わせです。きれいめな印象のシャツを、デニムパンツが持つカジュアルな雰囲気で中和し、バランスの取れた好印象なスタイルを作ることができます。

デニムパンツを選ぶ際は、シルエットにこだわることが重要です。今のトレンドを踏まえるなら、細すぎず太すぎない「ストレート」や、ややゆとりのある「ワイド」シルエットがおすすめです。これらのシルエットは、どんなシャツとも相性が良く、こなれた雰囲気を簡単に演出できます。

濃い色のリジッドデニムならきれいめに、色落ちしたブルーデニムならラフな印象になります。

迷ったらまずこの組み合わせを試してみて。誰からも好印象な王道スタイルが完成します。

https://wear.jp/osayu912abc/25692797/

濃色デニムで大人カジュアル

ブラウン系のチェックシャツと、ワイドデニムを合わせたコーデ。暖かみのある色味のシャツがコーデの主役に。濃色のワイドデニムを合わせて、カジュアルながらも大人っぽくまとめています。

チノパンでつくる大人リラックススタイル

きれいめとカジュアルの中間的な存在であるチノパンも、シャツとの相性が抜群のアイテムです。

デニムパンツほどラフになりすぎず、スラックスほど堅苦しくならない、絶妙なバランス感が魅力です。特に、ベージュやカーキといったアースカラーのチノパンは、白シャツやブルー系のシャツと合わせやすく、柔和で親しみやすい印象を与えてくれます。

シルエットは、適度なゆとりがある「ワイドストレート」がおすすめです。リラックス感がありながらも、だらしなく見えない大人の休日スタイルにぴったりです。足元はスニーカーでもローファーでも合わせやすい万能さも嬉しいポイントです。

チノパンがあれば、肩の力が抜けた大人のカジュアルが簡単に作れます。一本は持っておきましょう。

https://wear.jp/riku1046/25730346/

大人なリラックススタイル

黒の開襟シャツと、ベージュのワイドチノパンを合わせたコーデ。ゆったりとしたシルエットや首元に抜け感を作ることで、リラックス感のある雰囲気でまとめています。

カーゴパンツでつくる無骨なミリタリースタイル

無骨な雰囲気をプラスしたいなら、カーゴパンツを合わせるのが効果的です。ミリタリーアイテムであるカーゴパンツを合わせることで、きれいめなシャツにあえて「ハズし」を加え、ファッション上級者のようなコーディネートが完成します。

上品なシャツと組み合わせるのが特におすすめです。ブロード素材のきれいめな白シャツなどと組み合わせることで、カーゴパンツのカジュアルさが中和され、洗練された印象になります。

シルエットは、太めの「ワイドストレート」を選ぶと、トレンド感のある力強いスタイリングに仕上がります。

きれいめシャツと武骨なカーゴパンツ。このギャップがおしゃれの秘訣!ぜひ挑戦してみて。

https://wear.jp/kyota0245/25718760/

シルエットで今っぽいコーデに

グレー系のチェックシャツと、デニムのカーゴパンツを合わせたコーデ。色で統一感を出しつつ、全体的にゆったりとしたIラインシルエットにまとめることで、今っぽいスタイルに仕上げています。

【色・柄別】定番メンズシャツの着こなしコーデ術

シャツの魅力は、その豊富な色や柄のバリエーションにもあります。白や黒といった定番の無地から、爽やかなストライプ、カジュアルなチェックまで、選ぶ色柄によってコーディネートの印象は大きく変わります。

ここでは、必ず押さえておきたい定番の色・柄シャツをピックアップし、それぞれの特徴と着こなしのコツを解説します。それぞれの色柄が持つイメージを理解すれば、TPOやなりたい雰囲気に合わせて、より的確なシャツ選びができるようになります。

色と柄を制する者は、シャツコーデを制す。それぞれの特徴を知って、着こなしの幅を広げよう。

白シャツ|清潔感あふれる万能アイテム

メンズシャツの中で最も基本的で、最も重要なアイテムが白シャツです。清潔感と誠実さを象徴する白シャツは、どんな色やアイテムとも合わせやすく、一枚持っているだけでコーディネートの幅が無限に広がります。

きれいめなスラックスに合わせればオフィスカジュアルに、カジュアルなデニムやカーゴパンツに合わせれば休日のリラックススタイルにと、合わせるパンツ次第で自由自在に印象を変えることができます。

白シャツを制する者は、メンズファッションを制す。まずはここから始めてみよう。

https://wear.jp/fsn2525/25698744/

クリーン×ヴィンテージ感で最旬スタイル

ビッグシルエットの白シャツと、ヴィンテージライクなデニムを合わせたコーデ。クリーンな印象の白シャツを合わせることで、デニムの存在感を引き立てて。着古したような加工のデニムで、こなれ感のある印象をプラスしています。

黒シャツ|モードで引き締まった印象に

黒シャツは、コーディネート全体をぐっと引き締め、クールでモードな印象を与えてくれるアイテムです。白シャツとは対照的に、シックで落ち着いた大人の雰囲気を演出したい時に活躍します。

黒のワントーンでまとめれば、スタイリッシュで洗練された印象に。ベージュのチノパンやグレーのスラックスなど、明るい色のパンツと合わせると、コントラストが効いたメリハリのあるコーディネートになります。

黒シャツを着用するときは、重たい印象になりすぎないよう、素材感やシルエットで軽さを出すことを意識するとよいでしょう。例えば、少し光沢のある素材や、ゆとりのあるサイズを選ぶのがおすすめです。

ちょっとクールに決めたい日には黒シャツの出番。羽織るだけで雰囲気が変わる。

https://wear.jp/kkroggdb/25672845/

黒シャツでこなれ感

黒の半袖シャツと、ワイドデニムを合わせたコーデ。チェック×シアー素材の黒シャツで、シンプルながらもこなれた印象に。ブルーのワイドデニムを合わせることで、カジュアル度を高めています。

ストライプシャツ|知的で爽やかな雰囲気を演出

爽やかさと知的な印象を両立できるストライプシャツは、無地のシャツに次いで持っておきたい定番の柄シャツです。特にブルー系のストライプシャツは、清潔感があり、ビジネスシーンからカジュアルまで幅広く活躍します。

ストライプの線が細いほどドレッシーできれいめな印象に、線が太いほどカジュアルな印象になります。

着こなしのポイントは、他のアイテムをシンプルにまとめること。ストライプ柄がコーデの主役になるため、パンツやインナーは無地のものを選ぶと、柄が引き立ち、すっきりとまとまります。一枚で着ても、ニットやジャケットのインナーとしても映える便利なアイテムです。

ストライプシャツは、着るだけで爽やかさがアップする魔法のアイテム。ぜひ活用しよう。

https://wear.jp/ootake0120/25320724/

ストライプ柄を引き立てる

ストライプシャツと、黒のワイドスラックスを合わせたコーデ。レトロな雰囲気のストライプシャツで、品のある印象をプラス。黒のワイドスラックスを合わせて、シャツの柄を引き立てています。

チェックシャツ|コーデの主役になる定番柄

カジュアルスタイルの代表格であるチェックシャツは、一枚羽織るだけでコーディネートの主役になる存在感のあるアイテムです。

アメカジのイメージが強いですが、色味や柄の大きさ、合わせるアイテム次第で様々な表情を見せてくれます。

落ち着いた色味の細かいチェック柄を選び、きれいめなスラックスと合わせれば、上品な大人のカジュアルスタイルが完成します。逆に、明るい配色の大きなチェック柄なら、デニムパンツと合わせてアクティブな印象に。

チェック柄に含まれている色を一色拾って、パンツやインナーの色とリンクさせると、コーディネートに統一感が出やすくなります。

組み合わせ次第で表情が豊かになるのがチェックシャツの面白いところ。自分だけの一枚を見つけてみて。

https://wear.jp/sket0117/25665866/

シャツが主役のラフスタイル

チェックシャツと、グレーのワイドパンツを合わせたコーデ。大判のチェックシャツを羽織り、ラフな印象に。インナーやパンツを無地のアイテムでまとめて、シャツを主役にしています。

【季節別】メンズシャツコーデの着こなし術

シャツは、春は羽織りとして、夏は主役として、秋冬はレイヤードアイテムとして、季節を問わず一年中活躍してくれる頼れるアイテムです。

ここでは、春夏秋冬それぞれの季節に合わせたシャツの着こなし術を解説します。

季節感を上手に取り入れることで、マンネリしがちなシャツコーデを常に新鮮に見せることができます。それぞれの季節のポイントを押さえて、一年中シャツのおしゃれを楽しんでください。

季節感をコーデに取り入れよう。

春コーデ|軽やかな羽織りとして活躍

暖かくなり始める春は、シャツが最も活躍する季節の一つです。日中はTシャツの上に軽やかな羽織りとして、朝晩の肌寒い時間帯はボタンを留めて一枚で、と気温に合わせて柔軟な着こなしができます。

春らしい軽快さを演出するために、白やサックスブルーといった明るい色のシャツを選ぶのがおすすめです。また、少し軽やかな素材感のものを選ぶと、季節感が出やすくなります。

春のシャツは「羽織り」が基本。軽やかさを意識してコーデを組んでみよう。

https://wear.jp/nmtxu/25273607/

チェックシャツを羽織りに

チェックシャツを羽織った、春のストリートコーデ。1日の気温差に対応できるシャツの羽織りは、春にぴったりのスタイル。インナーのグラフィックTシャツをアクセントに、遊び心をプラスしています。

夏コーデ|涼しげな素材と色で爽やかに

夏のシャツコーデは、いかに涼しく、爽やかに見せるかがポイントです。通気性と吸湿性に優れたリネン(麻)素材や、ドライ機能のある繊維のシャツを選ぶと、汗をかいても快適に過ごすことができます。

デザインは、風通しの良いオープンカラー(開襟)シャツが特におすすめ。首元に抜け感が生まれ、リラックスしたリゾートライクな雰囲気を演出できます。

夏は素材選びで涼しく快適に過ごそう。

https://wear.jp/nakamuramizuki0702/25606802/

シャツ×ハーフパンツでアクティブに

チェックシャツとチノショーツを合わせた、夏のカジュアルコーデ。涼しげな半袖のチェックシャツで、爽やかな印象を演出。チノショーツを合わせて、アクティブで夏らしい雰囲気に。

秋コーデ|ニットやスウェットとレイヤード

少しずつ肌寒くなってくる秋は、レイヤード(重ね着)でシャツコーデを楽しめる季節です。ニットやスウェット、カーディガンのインナーとしてシャツを使い、襟元や裾、袖口からシャツをチラリと見せる着こなしもおすすめです。

ネルシャツのような少し厚手の生地のシャツを、軽いアウターとして活用するのも秋らしい着こなしです。

秋の重ね着を楽しもう。いつものニットも、シャツを挟むだけで新鮮に見える!

https://wear.jp/naruyuu/24611428/

チェックシャツ×デニムでストリート感

レザージャケットとチェックシャツをレイヤードした、秋のカジュアルコーデ。チェックシャツがアクセントになっています。

冬コーデ|アウターから覗かせて差し色に

本格的に寒くなる冬は、シャツは主にインナーとして活躍します。コートやダウンジャケットといった重厚なアウターの中に着込むことで、防寒性を高めつつ、コーディネートのアクセントとしての役割を果たします。

冬のアウターは、黒やネイビー、グレーといった暗い色が多くなりがちです。そんな時、インナーに明るい色のシャツや柄物のシャツを合わせることで、Vゾーンに彩りが加わり、顔周りを明るく見せることができます。

冬コーデが暗くなりがちな人は、シャツを「差し色」として使ってみて。

https://wear.jp/shimayuma1005/25048588/

シャツとキャップでカジュアルに

ロングコートのインナーに、チェックシャツを合わせた冬コーデ。きれいめなロングコートにチェックシャツとキャップを合わせて、カジュアルなアクセントにしています。

【年代別】ワンランク上のメンズシャツコーデ

シャツの着こなし方を、年齢によっても少しずつ変化させるのもおすすめです。それぞれの年齢に合う着こなしを意識することで、より自分の魅力を引き出すことができます。

ここでは、20代、30代、40代の年代別に、シャツコーデをワンランクアップさせるためのポイントを解説します。

20代はトレンド感を、30代は上品さを、40代は余裕を。それぞれの年代で意識すべきキーワードをヒントに、自分らしいシャツスタイルを確立してください。

自分の年代ならではの魅力を、シャツコーデで表現しよう。

20代|トレンド感を意識した着こなし

20代のシャツコーデは、トレンドを程よく取り入れ、カジュアルさやラフさの中に清潔感を出すことがポイントです。

ジャストサイズよりも少しゆとりのあるリラックスフィットのシャツを選ぶと、簡単に今っぽい雰囲気を演出できます。

色や柄も、定番色に加えて、くすみカラーや少し個性的な柄物などに挑戦してみるのも良いでしょう。

ボトムスはワイドなデニムパンツやカーゴパンツを合わせ、ストリート感をミックスするのもおすすめです。

きれいめなシャツを、あえてカジュアルなアイテムと組み合わせることで、20代らしいエネルギッシュな着こなしを楽しんでください。

トレンドを思い切り楽しもう!

https://wear.jp/osayu912abc/25712853/

こなれた大人っぽシャツスタイル

ブルーのシャツジャケットと、ストライプ柄のワイドパンツを合わせたコーデ。シャツジャケットをTシャツの上に羽織ることで、こなれ感のある着こなしに。きれいめなストライプパンツを合わせて、大人っぽさをプラス。

30代|上品さと清潔感を両立させる

30代のシャツコーデで大切にしたいのは、清潔感と上品さです。TPOに合わせて、プライベートだけでなく、オフィスカジュアルなどでも通用するような、質の良いシャツを選ぶことを意識するとよいでしょう。

派手なデザインよりも、上質な素材感や仕立ての良さで違いを出すとより大人の品格のあるコーデになります。コーデ全体も、色数を抑えたシンプルなスタイリングを心がけると、落ち着いた大人の魅力が引き立ちます。

30代は「量より質」へ。良いシャツを一枚持っておくと、色々な場面で自分を助けてくれる。

https://wear.jp/kubaaaaacchi/25651588/

ブラウンシャツで品良く

ブラウンのシャツと、同素材のワイドパンツを合わせたセットアップコーデ。深みのあるブラウンと生地の風合いが、上品で落ち着いた大人の雰囲気を演出。インナーとシューズを黒で統一し、シックな印象にまとめています。

40代|上質なアイテムで大人の余裕を演出

40代のシャツコーデは、これまでの経験を感じさせる「大人の余裕」を演出することをテーマにしてみては?

上質な素材感はもちろんのこと、自分の体型を理解した上での、無理のない自然な着こなしで、よりおしゃれ感を高めましょう。ディテールや素材にこだわりのあるアイテムを選ぶと、さりげない高級感を醸し出せます。

シャツとスラックスといったシンプルな組み合わせでも、それぞれのアイテムの質が高ければ、十分に洗練された印象になります。

年齢を重ねたからこそ似合う、品格のあるスタイルを目指すのがおすすめです。

シンプルな着こなしが様になるのが40代の魅力。素材の良さで、大人の余裕を語ろう!

https://wear.jp/hiroyuki/25047662/

キャップとスニーカーでカジュアルダウン

白シャツに黒のジャケットを羽織った、大人のモノトーンコーデ。シンプルな白シャツを合わせることで、クリーンで洗練された印象に。キャップやスニーカーでカジュアルダウンさせ、こなれ感を演出しています。

まとめ

今回は、メンズファッションの基本であるシャツの着こなしについて、注意したい着こなし例から、季節や年代に合わせた応用テクニックまで、幅広く解説しました。シャツは、サイズ感や合わせるアイテムを少し意識するだけで、誰でも簡単におしゃれに見せることができる万能アイテムです。この記事で紹介したポイントを参考に、まずは手持ちのシャツから着こなしを見直してみてください。きっと新しい自分のスタイルが見つかるはずです。

迷ったら、『WEAR』でお手本コーデを探してみよう!きっと参考になるコーデが見つかるはず。

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