失敗しないダウンジャケットの選び方を4つご紹介します。自分に当てはめて考えてみてください。
さらに系統別、色別、ボトムス別にダウンジャケットコーデをお届け。防寒とおしゃれを両立できるおすすめを厳選しました。
今季流行のダウンベストや、大人気のTHE NORTH FACEのダウンジャケットのコーデもあるからぜひ参考に!
- <選び方1>今っぽいデザインで選ぶ
- <選び方2>ダウンジャケットの詰め物で選ぶ
- <選び方3>ダウンジャケットのフィルパワーで選ぶ
- <選び方4>ダウンジャケットの色で選ぶ
- ダウンジャケットに合うボトムスは?
- ノースフェイスのダウンジャケットで流行コーデ
- ダウンジャケットコーデの注意点まとめ
<選び方1>今っぽいデザインで選ぶ
ダウンジャケットにも、デザインによる今っぽさが存在します。
タウンユースが基本で、おしゃれに着こなしたい場合には、今っぽいデザインを優先して選ぶとよいでしょう。
メンズの今っぽいダウンジャケットのデザインは、「ステッチが少なめ」「ボリューム感&ゆとりがある」ことがポイントです。
同じダウンジャケットでも、デザインによってコーデの印象が大きく変わる!
ステッチが少ない
ステッチとは、ダウンジャケット内の詰め物が偏らないように施されている、段のような縫い目です。基本的にダウンジャケットに施されいますが、近年、このステッチがない・もしくは少ない状態で詰め物が偏らないように加工された【シームレスダウンアウター】が人気です。
ステッチが少ないシームレスなデザインは、シンプル・ミニマルかつ洗練された印象を与えてくれます。ステッチ特有のボコボコとした表面にならないため、他のアウターと同じようなイメージで取り入れやすいのもうれしいポイントです。
ステッチが多いほど、ダウンジャケット内の詰め物が一か所に偏らないのは事実。でもステッチが多い=生地表面に細かい穴をたくさんあけて縫製しているということなので、その穴から詰め物が出てきてしまうことも。シームレスダウンジャケットは、詰め物が移動してしまう可能性はあれども、穴から詰め物が出てくることはないことから、メリットデメリットはそれぞれ!
ボリューム感とゆとりがある
ダウンジャケットの中でも、ボリューム感が少なくペタッとしているデザインがあります。スマートなシルエットになる点がうれしいポイントです。
ですが、今っぽさでいうと「ボリューム感&ゆとりが感じられるデザイン」がおすすめです。
ボリューム感がなく、身体にフィットするようなジャストサイズだと、今っぽいおしゃれにまとまりにくいため、上級者向け!もちろんおしゃれに着こなせる人もいる!
<選び方2>ダウンジャケットの詰め物で選ぶ
ダウンジャケットの暖かさと金額は、中の詰め物で変わります。暖かさ&金額を両立したい場合は、詰め物をチェックするのがおすすめです。
詰め物としてよく使われるのは、ダウンとフェザー、そして中綿です。本来ダウンジャケットの「ダウン」とは、水鳥の胸の羽根のことなのですが、近年は詰め物の種類にかかわらず、中に詰め物が入っておりあたたかな、ダウン風アウターの総称として、ダウンジャケットが使われる場合も多くあります。
詰め物の種類で金額も変わるから、要チェック!
ダウンについて
広げるとタンポポの綿毛のような見た目で、軸がなくふわふわとしています。この集合体をダウンボールといいます。ダウンボールが体温によって温かくなった空気を溜めてくれて、さらに外部の冷たい空気を遮断することで、暖かさが保たれる仕組みです。
ダックダウン
ダウンボールがそれぞれ小さいため、ボリューム感のあるアウターに仕上げるためにはたくさん詰め込む必要があります。そのため、アウターが完成した際に重たくなりやすいのが若干ネックに感じる人もいるかもしれません。
しかし、素材としては手ごろな値段であることが多いのが嬉しいポイント!
グースダウン
ガチョウの羽毛を使うグースダウン。ダックダウンよりもダウンボールが大きいため、保温性にすぐれており、より軽いアウターに仕上がります。
優れた品質から、基本的に高級品!
フェザー
フェザーとは水鳥のお腹のあたりの羽根のこと。上記のダウンとは異なり、軸がありしっかりとしているのが特徴です。弾力性と復元性に優れていることから、アウターの型崩れ防止につながります。
一方で、ダウンとは異なりダウンボールにはならないため、体温によって暖かくなる空気を溜めておくことができないというデメリットも。暖かさを重視する場合には、フェザーとダウンの割合を見て、ダウンの割合が多いものを選ぶのがおすすめ。
<選び方3>ダウンジャケットのフィルパワーで選ぶ
フィルパワーとは、ジャケットに使われる羽毛の体積のことです。アウトドアに使用するためにダウンを探しているなら、フィルパワーをチェックするのがおすすめです。
フィルパワーが高いほどダウンは大きく膨らみ、中に溜めることが可能な空気量が増え、より暖かさを保てる仕組みです。
街中で着るのみであれば、フィルパワーはあまり気にしなくても問題ない場合も。かなり寒い地域で着用したり、アウトドア・登山に使用するなら、700~800、もしくは800以上を目安にしよう。値段は上がるけれど、暖かさは抜群!
<選び方4>ダウンジャケットの色で選ぶ
ダウンジャケットは、色で印象がガラッと変わります。選び方1と同様に基本的にはタウンユースの場合は、色から選ぶのもアリです。特に、今持っているアウターと差別化したい、毎日のコーデの印象を変えたいという場合は、ダウンジャケットの色を重視してみるのがおすすめです。
着回ししやすい格好良い色なら黒、洗練された都会的な印象に見せたいなら白、冬コーデのアクセントにしたいなら、グリーンやベージュ系といったアースカラーが特におすすめ。
黒ダウンジャケットのコーデ
黒ダウン×革靴でシックに
グレーのニット×シャツに、ブラウンのパンツを合わせたコーディネート。黒のダウンジャケットと革靴でシックにまとめて。
ブルーをアクセントに
オールブラックでまとめたコーデに、ブルーのニットをアクセントに。黒と合わせれば、派手めのカラーも取り入れやすく。
ネックレスで洗練感
濃いグレーニット×ブラウンのパンツに、黒のダウンジャケットを羽織ったコーデ。ネックレスで洗練された印象に。
色合わせでこなれて
黒のダウンジャケットと、デニムのバルーンカーゴパンツを合わせてとことんカジュアルに。足元には、パンツと色系統の近いネイビーのスニーカーを選んで、こなれた雰囲気に。
黒で全体を引き締める
明るいグリーンのニットに、ブラウンのパンツを合わせたコーデ。黒のダウンジャケットでコーデを引き締めて。
ダウンコーデをスタイリッシュに
ジャストサイズのダウンジャケットに、細身のデニムを合わせたカジュアル×スタイリッシュなコーデ。ボリューム感のあるマフラーをアクセントに、暖かさとおしゃれ感を両立。
白ダウンジャケットのお手本コーデ
冬コーデが明るく
白のダウンジャケットでクリーンな印象に。暗い色でまとめがちな冬コーデが一気に変わる!
グリーン系ダウンジャケットのお手本コーデ
アウトドア×きれいめの絶妙バランス
グリーンのダウンジャケットをアクセントに、アウトドアテイストをMIX。革靴合わせで、きれいめ要素もうまく取り入れて。
ベージュ系ダウンジャケットのお手本コーデ
デニム合わせでカジュアルに
キャメルのダウンジャケットで、大人カジュアルに仕上げて。デニム合わせからスラックスまで、幅広く着回しやすい!
ダウンジャケットに合うボトムスは?
ダウンジャケットに似合う、5種類のボトムスをご紹介。
ボリュームのあるシルエットだから、きれいめに着こなしたい場合はその他アイテムにすっきりとしたデザインを選ぶのが吉。ゆる×ゆるシルエットのときは小物でアクセントを取り入れるとおしゃれに見えやすい!
デニムパンツ
フレアデザインでスマートに
ダウンジャケットに、フレアデザインのデニムを合わせたコーデ。ボリュームのあるダウンジャケットは、その他アイテムにスッキリとしたシルエットのものを選ぶと、きれいめな印象に。
カーゴパンツ
ゆるいシルエットが今っぽい
ダウンジャケット×カーゴパンツのストリートスタイル。カーゴパンツ合わせでの全体的にゆるい印象が今っぽい!キャップ、スニーカーで統一感を出しておしゃれに。
スラックス
きれいめボトムスでこなれ感
ダウンジャケットとスラックスを合わせた、オールブラックコーデ。きれいめボトムス合わせでこなれた冬コーデを実現。
チノパンツ
カーキダウンで大人っぽくシフト
ワイドめなシルエットのチノパンツを使ったオールブラックコーデに、カーキのダウンジャケットをプラスして、大人な仕上がりに。定番のチノパンツにもダウンは気軽に合わせられる。きれいめ要素をプラスしてバランス良く着こなして。
スウェットパンツ
靴下でおしゃれに仕上げて
黒のダウンジャケットに、スウェットパンツを合わせたリラクシーなコーデ。流行のスウェットパンツはダウンジャケットと相性抜群。靴下でアクセントをプラスしておしゃれに仕上げて。
ノースフェイスのダウンジャケットで流行コーデ
大人気のTHE NORTH FACEのダウンジャケットを使ったコーデをご紹介。
適度なスポーツMIXコーデを楽しめる!暖かさも抜群だからぜひ取り入れたい。
ヌプシジャケット
アクセント色で差をつけて
黒のヌプシジャケットと、黒デニムを合わせたコーデ。イエローのトップスの袖とニット帽をのぞかせて、おしゃれに差をつけて。
ブラウンで柔らかくハンサムに
スウェット×パンツのシンプルコーデに、ヌプシジャケットを羽織ったコーデ。ブラウンを選んで、柔らかな印象に。
カーデ合わせできれいめMIX
黒のヌプシジャケットにデニムを合わせたコーデ。オレンジ系のカーディガンをアクセントにきれいめな雰囲気を醸して。
バルトロライトジャケット
淡い色でまとめて優し気に
カーキのバルトロライトジャケットに、ベージュのパンツ、グレーのスニーカーを合わせて、淡めの色でまとめたコーデ。スポーティーながらも優し気な雰囲気に。
デニム合わせで王道おしゃれ
黒のバルトロライトジャケットと白スウェット×デニムを合わせたコーデ。白スニーカーでさらにクリーンな印象に。
シンプル色で大人っぽく
ベージュ系のトップス×ボトムスを、黒のバルトロライトジャケットで引き締めたコーデ。シンプルさが大人っぽい!
ダウンジャケットコーデの注意点まとめ
ダウンジャケット自体はそれぞれ全くダサくないアイテムですが、今っぽく着こなすためにテクニックが必要になる傾向にあるデザインがあることは事実です。
ダサく見えてしまうかどうかは、ダウンジャケットというアイテム自体よりも、何と合わせるのかに依存する!
上下ともタイトなデザインだと、ダサく見える可能性あり
近年のトレンドとして、全体をゆったりとしたシルエットでまとめるのがおしゃれに見える傾向にあります。そのため、現在のトレンドから離れていると、どんなコーデもダサく見えやすくなるのです。
近年のトレンドと照らし合わせたときには、上下ともタイトなデザインを取り入れるとダサく見えてしまう可能性が高くなると考えておきましょう。
上半身にボリュームがあり、下半身が細身のパンツだったとしても、同様に近年のトレンドからは離れるため、今っぽくおしゃれに見せるには上級者向けです。
また、細身のぴったりとしたアイテムは、身体のラインが出やすくなるため、シルエットの意味でも避けておくと安心です。
まとめると、上下ともにタイトなシルエットのアイテムを取り入れずに、身体のラインが出ない程度にゆとりを持たせることが、今っぽく見える鍵!